台風21号への対応 Correspondence to typhoon number 21

画像:気象庁HPより

繰り返しお伝えしていますが、超大型で強い台風21号は通勤通学時間帯に関東地方を直撃する見通しです。関東地方では多数の路線で運行見合わせとなっています。

でも中学校は平常通りやるよ!

校長会or教育委員会「うちの地域は暴風注意報でしょ? 警報じゃないしみんな登校してね! 職員は早朝に出勤して、校内に異常がないかチェックだよ! あと生徒の通学路も見守ってね! それと安全状況を8時半に報告してよねっ♡(>ω<*)

※もちろん校長や教育委員会の職員も今朝早くから大変に働いていらっしゃいます。でも教員側としては苦しい指示です。



平常通りで大丈夫なの?

大丈夫ではありません。
仮に通学時間には台風が過ぎ去っていたとしても、
  • 学校内の施設の破損、浸水
  • 通学路の浸水、倒木、土砂崩れ、河川の氾濫、電線の切断
  • 交通機関の乱れによる教職員の不足
などが発生し、これらが複合して起こる二次災害も考えられます。
多数の児童・生徒を通学させるには危険の大きい状況ですし、通常通りの授業ができない可能性もあります。



なんで休みにしないの?

履修しなければならない授業時数を確保できなくなるからです。
定められた授業時数が、災害に対応していられないほどぱっつんぱっつんなのです。
マスコミは「脱ゆとり」と報道していましたが、現実は「脱ゆとり」どころか火の車、未履修問題を抱えないために学校は四苦八苦しています。

この状況の原因については長くなるので、またあらためてお伝えしたいと思います。
ともかく今日、この状況を知っていただきたく記事にしました。